奇想漫画家・駕籠真太郎ブログ。単行本、イベント、特殊玩具など。視聴した映画のコメントは「映画徒然草」としてまとめています。駕籠真太郎公式HP【印度で乱数】http://www1.odn.ne.jp/~adc52520/
by tomezuka
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映画徒然草ホラー編

今回は重大なネタばれを含んでいるので、注意してご覧ください。

『魔性のしたたり 屍ガールズ』★
1985年フランス、ピエール・B・ラインハルト監督。
突然死した若い娘3人が埋葬された墓地の近くでは、工場の廃液が不法投棄されていた。その廃液の影響か、3人娘がゾンビとして復活、工場関係者を次々と血祭りにあげていく。一方工場の本社には「一連の不祥事を露見させたくなければ金を払え」との脅迫が。ゾンビの凶行を工場の責任とされてしまうと大変なスキャンダルになるため工場側は大金を用意するのだが、実はすべては工場の社長秘書と3人娘が仕組んだ狂言だったのだ!

・・・とネタばらししてしまったのだが、映画秘宝のムック本とかでもバッチリとオチ言っちゃってるからもう大丈夫でしょ。3人娘は死んだふりして墓地に埋葬され、腐乱マスクをかぶってチンコ食いちぎったり内臓ぶちまけたりとやりたい放題。いくら金のためとはいえそこまでやるかのオンパレード。それ以前に、ゾンビホラーものと思って見ていた側からすればこのオチは相当の脱力ものであろう。

以下、具体的なタイトルを挙げているので、見たくない人は目をつむるか速攻パソコンの電源を切ってください。とはいえそれなりにオチが有名なものも多いですが。

この「怪現象が狂言だった」系映画は結構作られている。つまり幽霊とかモンスターが出現し、観客側も(映画の設定上)本物が登場していると思い込んでいるのに実はすべて作為的なものだったというやつ。有名どころだと『悪魔のような女』『地獄へつづく部屋』、古いとこだと『フリークス』のトッド・ブラウニングが撮った『古城の妖鬼』、ヘボ怪獣映画『ビキニの悲鳴』、日本でも『囁く死美人』『海女の化物屋敷』なんてものがあり、これに時代劇捕物帖や刑事ドラマの狂言幽霊ものや『怪奇大作戦』まで含めるとそれこそ一冊の本ができてしまうだろう。
まあ捕物帖や刑事ものは基本はオカルトを含まないドラマなので、幽霊騒ぎが起こっても「どうせ狂言だろう」と安心して見てられるが、タチが悪いのは「これはオカルト映画です」風な導入~展開をしておきながら実は・・・てなやつである。少なくとも映画内で起こっていることは真実と思って見ているわけだから、それが裏切られた時の衝撃、脱力感たるや、肉まんの中身がダンボールだったどころではない。
虚構をぶち壊すという意味では夢オチに近いものがある。フリッツ・ラングの『飾窓の女』など名作とか言われてるけど、知らずに見たら相当な脱力ものな筈ですよ、あれ。
狂言ホラーにしろ夢オチにしろ、映画上映中という「虚構世界」に浸っている段階で虚構であることを無理矢理押し付けるこれらの映画郡、やつらこそが映画界のテロリストである。
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by tomezuka | 2007-10-26 01:02 | 映画徒然草ホラー編
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