『ホステル』シリーズのイーライ・ロス監督のデビュー作。
『キャビン・フィーバー』★★★
2005年米、イーライ・ロス監督。
南部の閉鎖的な土地にバカンスに来た都会の若者たちが謎の感染症に次々感染し大パニック、そこに現地人との軋轢もからみ流血の惨事に突入するサスペンス。若者のひとりが感染したことで仲良かった彼らの結束が次第に薄れ始め・・・といった心理劇なのかと思いきや、感染症のゲテモノ的描写、エロ場面、スプラッターアクション、やたら凶暴な野犬、なぜかカンフーを使う地元民少年、と意味不明、過剰ともとれる見せ場の連続はルチオ・フルチの映画を見ているかのよう。もともとイーライ・ロスはジャーロやB級スプラッタのファンなので、自分のやりたいことをとにかく詰め込みました、といのが正解なのたろう。ラストは某有名なホラー〇〇のラストまんまだし。