奇想漫画家・駕籠真太郎ブログ。単行本、イベント、特殊玩具など。視聴した映画のコメントは「映画徒然草」としてまとめています。駕籠真太郎公式HP【印度で乱数】http://www1.odn.ne.jp/~adc52520/
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2007年 11月 30日 ( 2 )

映画徒然草アメリカ犯罪系映画その10

『危険な女』★★★★★
1946年米、ジョン・ブラーム監督。
事前知識ほぼゼロでみたら意外な拾い物。この頃の流行だったと思われる異常心理もののフィルムノワールの一作。過去のトラウマから無意識に盗みと虚言を繰り返す女性、そして彼女に引かれる男たちの顛末。
ライレン・デイ扮する新妻の結婚式当日、ジーン・レイモント扮する新郎の目の前に現れた精神科医。彼いわく「彼女は元自分の妻であり、そして二重人格者だ。結婚はやめなさい」。精神科医は語り始める。当初は彼女と幸せな結婚生活を送っていたのだが、ある日彼の元に画家が現れる。「彼女は自分の元彼女だ。しかも犯罪者なのだ」。今度はここから画家が語り始める。・・・
回想シーンにさらに回想が入り、そこにまた回想が入るという複雑な作劇。そして中盤で起こる殺人事件が完全に解決されないまま終わってしまうのだ。

『黄金の腕』★★★★
1955年米、オットー・プレミンジャー監督。
人生ハッピーすぎて困っちゃってるあなた、どんより暗い気分に浸りたい時には最適な映画ですよ。
フランク・シナトラ演じるヤク中の凄腕ディーラー、エレナ・パーカー扮する足の不自由な妻、キム・ノバク演じるシナトラの愛人の3者を中心に、ダメ人間の集う社会の底辺をひたすら陰鬱に描く。ヤク使用で収監されていたシナトラが出所、ディーラーの仕事から足を洗いドラマーとしてあらたな人生を歩もうとするが、かつての仲間がそれを許してはくれない。しかも身障者の妻の治療に大金が必要なため、やむなく古巣へ戻る。だがディーラーの腕を発揮するにはヤクの力が必要なのだ。シナトラはまた泥沼に沈んでいくのだった。
足が完治しているのを隠しシナトラにすがるエレナ・パーカーは徹底した悪女として描かれているが、その実は不器用な愛情表現しかできない弱い女なのだと思う。人物に寄ったり引いたりと華麗に動く撮影がいい感じ。
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by tomezuka | 2007-11-30 21:11 | 映画徒然草ノンジャンル

映画徒然草アメリカ犯罪系映画その9

アメリカ犯罪ものは40年代の映画を中心に見ていたけど、こちらは30年代のもの。

『黒猫』★★★
1934年米、エドガー・G・ウルマー監督。
厳密にはホラー映画。当時の二大怪奇俳優、ベラ・ルゴシ(ドラキュラ)とボリス・カーロフ(フランケンシュタイン)が共演した何とも珍妙な映画。通常のゴシックホラーなら切り立った崖にあるのは古城が定石なところなのに、建っているのがモダン建築という導入部からして変だ。タイトルロールの黒猫が不吉の象徴として何度も画面を横切って、猫恐怖症のベラ・ルゴシがその都度舞台演技的オーバーアクションで驚くのだが、それが直接物語に絡んでくるというほどでもない。ルゴシがカーロフに対する復讐としていつの間にやら館の地下に大量のダイナマイトを仕掛けているのも常軌を逸している。ストーリーよりも怪奇ムードを最優先させたかったらしい。

『犯罪王リコ』★★★
1930年米、マーヴィン・ルロイ監督。
エドワード・G・ロビンソンがチンピラからギャングのトップにのし上がっていく犯罪者サクセスストーリー&転落映画の定番。当時流行のギャング映画の完成形。

『民衆の敵』★★★
1931年米、ウィリアム・A・ウェルマン監督。
ジェームズ・ギャグニー演じるチンピラがギャングの一員となって大暴れ。基本は『犯罪王リコ』同様犯罪者サクセスストーリーものだが、こちらはぐっと青春の香りがある。

『暗黒街の顔役』★★★★
1932年米、ハワード・ホークス監督。
ポール・ムニ演じるチンピラがギャングのボスにまで暴力で強引にのし上がっていく。敵対するギャングを無表情で射殺とかマシンガンによる報復合戦とか、上記2作に比べてとことん暴力描写がドライ。ドライを突き抜けてユーモアまで感じさせる。
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by tomezuka | 2007-11-30 20:47 | 映画徒然草ノンジャンル