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奇想漫画家・駕籠真太郎ブログ。単行本、イベント、特殊玩具など。視聴した映画のコメントは「映画徒然草」としてまとめています。駕籠真太郎公式HP【印度で乱数】http://www1.odn.ne.jp/~adc52520/
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映画徒然草アメリカ犯罪系映画その10

『危険な女』★★★★★
1946年米、ジョン・ブラーム監督。
事前知識ほぼゼロでみたら意外な拾い物。この頃の流行だったと思われる異常心理もののフィルムノワールの一作。過去のトラウマから無意識に盗みと虚言を繰り返す女性、そして彼女に引かれる男たちの顛末。
ライレン・デイ扮する新妻の結婚式当日、ジーン・レイモント扮する新郎の目の前に現れた精神科医。彼いわく「彼女は元自分の妻であり、そして二重人格者だ。結婚はやめなさい」。精神科医は語り始める。当初は彼女と幸せな結婚生活を送っていたのだが、ある日彼の元に画家が現れる。「彼女は自分の元彼女だ。しかも犯罪者なのだ」。今度はここから画家が語り始める。・・・
回想シーンにさらに回想が入り、そこにまた回想が入るという複雑な作劇。そして中盤で起こる殺人事件が完全に解決されないまま終わってしまうのだ。

『黄金の腕』★★★★
1955年米、オットー・プレミンジャー監督。
人生ハッピーすぎて困っちゃってるあなた、どんより暗い気分に浸りたい時には最適な映画ですよ。
フランク・シナトラ演じるヤク中の凄腕ディーラー、エレナ・パーカー扮する足の不自由な妻、キム・ノバク演じるシナトラの愛人の3者を中心に、ダメ人間の集う社会の底辺をひたすら陰鬱に描く。ヤク使用で収監されていたシナトラが出所、ディーラーの仕事から足を洗いドラマーとしてあらたな人生を歩もうとするが、かつての仲間がそれを許してはくれない。しかも身障者の妻の治療に大金が必要なため、やむなく古巣へ戻る。だがディーラーの腕を発揮するにはヤクの力が必要なのだ。シナトラはまた泥沼に沈んでいくのだった。
足が完治しているのを隠しシナトラにすがるエレナ・パーカーは徹底した悪女として描かれているが、その実は不器用な愛情表現しかできない弱い女なのだと思う。人物に寄ったり引いたりと華麗に動く撮影がいい感じ。
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by tomezuka | 2007-11-30 21:11 | 映画徒然草ノンジャンル

映画徒然草アメリカ犯罪系映画その9

アメリカ犯罪ものは40年代の映画を中心に見ていたけど、こちらは30年代のもの。

『黒猫』★★★
1934年米、エドガー・G・ウルマー監督。
厳密にはホラー映画。当時の二大怪奇俳優、ベラ・ルゴシ(ドラキュラ)とボリス・カーロフ(フランケンシュタイン)が共演した何とも珍妙な映画。通常のゴシックホラーなら切り立った崖にあるのは古城が定石なところなのに、建っているのがモダン建築という導入部からして変だ。タイトルロールの黒猫が不吉の象徴として何度も画面を横切って、猫恐怖症のベラ・ルゴシがその都度舞台演技的オーバーアクションで驚くのだが、それが直接物語に絡んでくるというほどでもない。ルゴシがカーロフに対する復讐としていつの間にやら館の地下に大量のダイナマイトを仕掛けているのも常軌を逸している。ストーリーよりも怪奇ムードを最優先させたかったらしい。

『犯罪王リコ』★★★
1930年米、マーヴィン・ルロイ監督。
エドワード・G・ロビンソンがチンピラからギャングのトップにのし上がっていく犯罪者サクセスストーリー&転落映画の定番。当時流行のギャング映画の完成形。

『民衆の敵』★★★
1931年米、ウィリアム・A・ウェルマン監督。
ジェームズ・ギャグニー演じるチンピラがギャングの一員となって大暴れ。基本は『犯罪王リコ』同様犯罪者サクセスストーリーものだが、こちらはぐっと青春の香りがある。

『暗黒街の顔役』★★★★
1932年米、ハワード・ホークス監督。
ポール・ムニ演じるチンピラがギャングのボスにまで暴力で強引にのし上がっていく。敵対するギャングを無表情で射殺とかマシンガンによる報復合戦とか、上記2作に比べてとことん暴力描写がドライ。ドライを突き抜けてユーモアまで感じさせる。
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by tomezuka | 2007-11-30 20:47 | 映画徒然草ノンジャンル

映画徒然草アメリカ犯罪系映画その8

『暗黒の恐怖』★★★★
1950年米、エリア・カザン監督。
肺ペストの感染者がアメリカに密入国、直後にチンピラとのいざこざで殺されてしまう。リチャード・ウィドマーク扮する衛生局局員は肺ペストの拡大を防ぐため、感染していると思われる殺人犯人をベテラン刑事とともに追跡する。基本は殺人事件の捜査ものだが、疫病感染の恐怖というアイデアを導入しているところが新味。当時流行のセミ・ドキュメンタリータッチの作風を踏襲した海辺などのロケ撮影が効果的。主役が衛生局の人間なので、銃や暴力を使わないというところもポイント高し。

『五本の指』★★★★
1952年米、ジョセフ・L・マンキウィッツ監督。
時は第二次大戦中、ナチスドイツに情報を売りつけ大金をせしめようとする英国大使館職員の男の破滅を描く。特別に目立った演出やカットがあるわけでもないが、とことん正攻法で2時間弱を一気に見せる職人技が炸裂する。金のため、惚れた女のための完全に私利私欲なスパイ行為ではあるが、苦労がまったく報われないのが悲しい。

『サンセット大通り』★★★
1950年米、ビリー・ワイルダー監督。
しがない映画脚本家が迷い込んだ廃墟のような豪邸には、無声映画時代に一世を風靡した女優が過去の栄光に浸って余生を過ごしていた。だが再び銀幕に返り咲こうと、自ら執筆した物語の手直しを脚本家に依頼する。だがそんな彼女の熱意もすべては空回りするだけであった・・・。
「過去の大女優」という役柄を、本当に「過去の大女優」であったグロリア・スワンソンに演じさせたり、その女優の元に集う友人がやはり「かつてのスター」だったバスター・キートン等だったりと悪意に満ちたキャスティング。全体の物語運びは少々冗漫だが、冒頭で死体として登場する主人公が「何故自分は殺されたのか」を回想する構成など実にシニカルな一編。
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by tomezuka | 2007-11-28 03:07 | 映画徒然草ノンジャンル

穴映画

ひさびさに穴映画を鑑賞。

『男の争い』★★★★
1955年仏、ジュールズ・ダッシン監督。
刑務所を出たばかりの男が仲間にさそわれ宝石店の金庫破りを計画。宝石店の上階に潜入→中年夫婦を縛り上げる→床に大穴を掘る→宝石店に潜入→金庫に穴を開ける→パトロールをかいくぐって逃走、といった過程がセリフも音楽もなく静かに進行する様が圧巻。完璧に見えた計画だが思わぬ落とし穴が・・・。



穴映画とは文字通り穴が現れる映画である。穴を掘る、穴に侵入するといった場面が見せ場となり、場合によっては最終目的ともなる。

穴映画の代表作としては
『穴』1960年仏、ジャック・ベッケル監督。囚人たちが脱獄のためひたすら穴を掘る。
『マルコビッチの穴』1999年米、スパイク・ジョーンズ監督。俳優ジョン・マルコビッチの頭の中に通じる穴をめぐる物語。
『放射能X』1954年米、ゴードン・ダグラス監督。放射能で巨大化した蟻たちの巣穴を焼き払おうとするパニック映画。
『HOLE』1998年台湾・仏、ツァイ・ミンリャン監督。床に穴が開いたことによる、上階と下階の男女の交流。
『黄金の7人』1965年伊、マルコ・ヴィカリオ監督。地下金庫の金塊を強奪するため泥棒一味が穴を掘る。
『ブラックホール』1979年米、ゲイリー・ネルソン監督。宇宙最大の穴に挑むSF。
『スター・ウォーズ』1977年米、ジョージ・ルーカス監督。デス・スターの弱点である熱 廃棄孔という穴にミサイルを挿入しようとするSF。
『地獄の門』1980年伊、ルチオ・フルチ監督。電動ドリルで頭に穴を開けることに熱中する男の物語。(このシーン以外はすべて蛇足である)
・・・などが挙げられる。

女性器という穴を目指すポルノ・ピンク映画や、人体にさまざまな凶器で穴を開けて被害者を絶命させようとするスラッシャーホラー映画、洞窟の奥を目指す冒険映画も広い意味で穴映画といえる。

脱獄、探索、交流など目的はさまざまだが、いずれにせよ人間は強烈な欲望をもって穴を掘り、または穴の奥を目指す。人間にとって穴掘りという行為は原初的欲求なのだ。性器挿入を知らない幼少の頃でも、砂場の穴掘りや洞窟探検の楽しさは知っている。ほとんどの人間は産道という穴を通過してこの世に出現するのだから、穴を目指すというのは望郷の念でもあり誕生の喜びでもあるのかもしれない。
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by tomezuka | 2007-11-27 01:35 | 映画徒然草ノンジャンル

映画徒然草ドン・シーゲル監督作品

『ダーティハリー』の生みの親、B級アクション映画の巨匠ドン・シーゲル監督作品。

『突破口!』★★★★★
1973年米。
男3人女1人の強盗が田舎銀行を襲撃、しかし強奪した現金は地方銀行には不相応な額の大金。実はこの銀行はマフィアがマネーロンダリングの一時的な保管金庫として使っていた場所だったのだ。おかげで強盗団は警察とマフィア双方から追われる羽目になる。
ブランコをこぐ少女(平和の象徴)の真横で発生する強盗劇、しょっぱなから死んでしまうヒロイン、マフィアが差し向けた冷酷無比の殺し屋、強盗一味とマフィア双方から情報を売ろうとする小悪党、そしてラストのセスナ機と自動車チェイスと、ドン・シーゲルが脂の乗り切った時期に放った犯罪アクションの金字塔。

『暗黒の鉄格子』★★★
1952年米。
老夫婦宅に押し入った泥棒は老夫婦を無残に射殺、現場の目と鼻の先に住んでいた使用人が犯人と疑われる。使用人の妻は夫に嫌疑がかかることを恐れ、所持品の拳銃を沼に遺棄。しかしそれが無罪を証明する唯一の手がかりだったため、使用人に有罪判決が下ってしまう。沼に沈んだ拳銃を探すために雇われた男が、支払う金がなくなったとたんに使用人の妻に肉体を要求する、といった小市民的悪意がよろしい(しかもこの男はストーリーには大して絡んでこないチョイ役)。

『仮面の報酬』★★★
1949年米。
全編70分ちょっとという短さの小気味良いアクション映画の小品。軍の金を盗んだ犯人をロバート・ミッチャム演じる将校が追い、それをさらに刑事が追い回すという団子三兄弟状態のカーチェイスが楽しい。
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by tomezuka | 2007-11-26 03:30 | 映画徒然草ノンジャンル

映画徒然草アメリカ犯罪系映画その7

『らせん階段』★★★★
1945年米、ロバート・シオドマク監督。
障害者受難、シリアルキラー映画で、ホーンテッドハウスもの的な側面も持ち合わせたサスペンススリラー。眼球のクローズアップやそれにオーバーラップする被害者の姿など後のイタリアンホラーを想起させる。長く伸びたらせん階段の影、暗闇に潜む殺人者、館に限定された舞台、寝たきりの館の主である老婆、後天的障害で声を出せず電話で助けを呼べないヒロイン、とホラー要素満載なのが嬉しい。ラストもう少しヒロインをいたぶって欲しかった。

『ギルダ』★★
1946年米、チャールズ・ウィドア監督。
犯罪映画、というにはちと苦しいが、フィルムノワールの代表的一本ということで。タイトルロールの美女ギルダを演じるリタ・ヘイワースはこの作品でハリウッドを代表するセックスシンボルとなった。のだけど、どうもこの女優さんの顔は下品で正視できない。叶姉妹に通ずる下品さ。終盤のギルダのクネクネダンスが何か妙で面白かった。

『ボディ・アンド・ソウル』★★★★
1947年米、スチュアート・ヘイスラー監督。
これも犯罪映画というには苦しい。でもフィルムノワール作品ではおなじみの過去への回想やモノローグ、陰影の濃い暗い画面はなかなか魅力的なので。物語を直線的になぞらない話法はこの頃の流行なのだろう。実力派ボクサーが金と名声で次第に堕落していくというストレートなお話をたたみかけるようなテンポで一気に見せている。善人の恋人や母親、よき理解者の友人、悪徳プロモーター、誘惑する悪女とまるで教科書のようなキャラ配置だがこの映画に限っては決して不快なものではない。『罠』に比べてボクシングシーンにリアルな迫力がなかったのが残念。
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by tomezuka | 2007-11-25 02:19 | 映画徒然草ノンジャンル

年末年始のもろもろ

今年の冬は断固寒そうですね。でも駕籠は寒いの大好きです。昔は真冬の稚内とか旅行行ってたしね。駕籠は1月生まれですが、そういうのも関係してるのでしょうか。

年末~年始にかけての予定もろもろなど。

・冬コミ
三日目のQ-10aです。
新刊出します。早々に原稿を入稿しました。それにしても大晦日開催ってのは何とかならないものでしょうか。

・アメリカの雑誌
確定ではないですが、1月に某アメリカの雑誌に漫画掲載の予定です。インタビューとかも載るようです。日本版もあるので載ったら見てみてください。発刊近くなったらお知らせします。

・来年新刊
来年早々単行本の発売予定です。前回の単行本タイトル『正しい変態性欲』ほど露骨なタイトルにはしないつもりです。原稿の修正などやってる最中です。多分。こちらも仔細決まったらお知らせします。

・月間連載
これは来年の春ごろスタート予定です。具体的な内容を固めている途中です。

みんなぼんやりした予定ばかりですね。まあ予定というのは直前で急に変わったりすることもあるので。
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by tomezuka | 2007-11-23 23:41 | 駕籠漫画

映画徒然草アメリカ犯罪系映画その6

ボギー映画、殺し屋映画、八百長ボクシング映画、双子映画など。

『東京ジョー』★★
1949年米、スチュアート・ヘイスラー監督。
ボギー東京に現る!タイトルからも想像つくように舞台は東京。第二次大戦前に日本で「Tokyo Joe‘s」というレストランを経営していたボギーが戦後日本に帰ってくる。しかし早川雪州演じるキムラ男爵に、ボギーの元妻の国に対する裏切り行為をばらされたくなければ協力しろと運び屋を強要されることとなる。ここでのボギーはレストランの共同経営者と戯れに柔道の組み手をしたりカタコトの日本語をしゃべったりとプログラムにバグが生じたようなロボットぶりを見せるが、始終無表情の早川雪州のロボット演技に完全に食われてしまっている。雪州の配下の西郷隆盛前としたロボット具合もなかなか強烈。

『拳銃貸します』★★★
1942年米、フランク・タトル監督。
アラン・ラッド扮するクールな殺し屋がボギー以上なロボットぶりを発揮するハードボイルド。殺害対象をまったく表情を変えずに射殺する冒頭のくだり(仕事を目撃されたというだけの理由でその場にいた女も容赦なく射殺)は、現在の目で見れば普通だが、公開当時はかなりショッキングだったのではなかろうか。この手の映画に定番で出てくるヒロインがマジシャンだというのはちょっと珍しい。ショーパブで歌いながらマジックを披露する場面はプリンセス・テンコーを先取りしている。

『罠』★★★★
1949年米、ロバート・ワイズ監督。
ピークを過ぎ引退直前のボクサーが挑んだ試合は八百長試合であった。八百長と知らされても意地で勝ってしまい、大損こいた街の裏ボスに狙われるはめに。映画内時間と上映時間がまったく同じ72分。なので前半1/3はちょっとかったるく感じるが、4ラウンド一切省略なしで描かれるボクシングの試合はスリリング。

『暗い鏡』★★★
1946年米、ロバート・シオドマク監督。
瓜二つの双子姉妹ルースとテリー。どちらかが医師殺害の犯人らしいのだが、本人も自白しないし目撃証言もアテにならない。精神科医は二人を分析していくうちに、一方に重大な精神的疾患があることを見抜く。双子の合成場面がとにかくうまい。
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by tomezuka | 2007-11-22 19:47 | 映画徒然草ノンジャンル

実験映画の古典

You Tubeはそんなマメにチェックしているわけではないですが、実験映画が結構アップされていたので最近ちょくちょく閲覧しております。もともと実験映画好きでして、自分の漫画にも実験的なものを取り入れたりしてます。とくに実験要素をメインにした漫画は単行本『万事快調』『かすとろ式』に収録しているので、機会があれば見ていただきたいです。

以下に抜粋したものは実験映画の中でも構造映画と呼ばれるもので、映画のもっている要素の極端なまでの単純化、純粋化を目指したものです。非商業映画の極北ともいえます。これら構造映画を漫画で表現しようと試みたのが、上記『かすとろ式』収録の「分裂増殖」「国民の創世」「ブローアップ」「要心無用」「追憶の彼方」といった諸作です。掲載させてもらえる雑誌があれば、また同じような実験漫画をやってみたいのですけど。

『スプロケット・ホール、エッジ・レター、ゴミなどが現れる映画』
Film in Which There Appear Sprocket Holes, Edge Lettering, Dirt Particles and etc.
1966年米、ジョージ・ランドウ監督。
通常の映画鑑賞時には視界から排除される、フィルム送りの穴や文字、フィルム上の傷、ゴミといったものを前景化させた作品。

『T,O,U,C,H,I,N,G』
1968年米、ポール・シャリツ監督。
虐待、自傷される男の映像のネガ・ポジや黒、赤画面などが激しく入れ替わる明滅映像。ポケモン事件で有名になった「フリッカー映像」が延々流れ続ける。凝視してると確実に気分が悪くなる。明滅映画ではトニー・コンラッドの『フリッカー』のほうが有名だがYouTubeで発見できず。

『波長』
Wavelength
1967年カナダ、マイケル・スノウ監督。
部屋の壁面に設置されたカメラが反対側の壁面に向かって45分間ゆっくりとズームしていく映像。カメラの動きそのものをテーマとした実験映像の中でも究極の一本といえる。(You Tubeにアップされているのは抜粋されたもの)
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by tomezuka | 2007-11-21 01:33 | 映画徒然草前衛編

初日終了しました

デザインフェスタ、一日目が終了いたしました。お寄りいただいた皆様、ありがとうございます。
明日は二日目、またまたよろしくお願いします。
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by tomezuka | 2007-11-18 02:42 | 駕籠イベント