最新の単行本がコアマガジンより発売となります。
『フラクション』
コアマガジン、1575円(税込)
11/7(土)発売
今回の最大のポイントは、約130ページが完全描き下ろしということです。
短編を何本か、ではなく一本のストーリーとなっています。
が、ちょいと捻った構成してますよ。
ジャンルで言えばサスペンスミステリーってとこなんでしょうけど、そこはそれ、単なる犯人探しみたいなことにはしてません。
それにしても130ページを一か月半ほどで(しかも今回は家の都合上アシスタントなし)描き上げるというのは、ちょいとした地獄でしたよ。
さらに今回は特典として、ミステリー小説家の霞流一さんとの対談を収録しています。
霞さんは日本のバカミス界の第一人者と言われる方。
アクの強いギャグやキャラクターが印象的ながら、ミステリー小説としても非常に面白い作品を書かれます。
そして最大の特徴が「動物づくし」。
『おなじ墓のムジナ』ではムジナ、『オクトパスキラー8号』ではタコ、『ウサギの乱』ではウサギといった具合に、ほとんどの作品に何らかの形で動物がからんできます。
未読の方、この機会に是非。