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映画徒然草
『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』
脱力系SFコメディであり、ヴァネッサ・パラディの歌謡映画。容易に推測できるようにエイリアンと闘っているのはヴァネッサ・パラディではない。配給会社としてはB級バカ映画好きを当て込んでの邦題だったのであろう。実際どのくらいの集客があったのか不明だけど。エイリアンに顔面の皮ひんむかれてもガソリンで消毒してシレッとしてる男とか、おばあちゃんを剥製(?)にしてるエド・ゲインもどきとか出てきて妙なところで笑いを取りにきていたり。後半ゴア度、切株度高し。ラストは意味不明。 『2001人の狂宴』 スプラッタの元祖・H.G.ルイスの代表作『2000人の狂人』のリメイク版。オリジナルよりちょい多めに殺しのバリエーションが楽しめる。単体殺人鬼ではできない少々大仕掛けの殺しができるというところが本作(旧作含め)のポイント。ただ甦った南部人間の”狂気”の演技が強調されてしまったため、ただ無邪気に殺すだけという旧作の嫌な感じは薄れてしまったかも。ちなみにオリジナルではラストでカップルは助かったけど今回は仲良く同時で首ちょんぱ。 『MAY』 マスターズ・オブ・ホラーの「虫おんな」を撮ったラッキー・マッキー監督作。しかも主演も同じアンジェラ・ベティスであった。主人公の少女の不器用な感じはアンジェラ・ベティスの好演もあって良いのだけど、自分の理想の友だちを作るってんでとった行動がまあ王道中の王道。 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』 クローネンバーグの新作。血に染まった過去を隠して生きてきた男。だがまあ、そう簡単に過去は清算できるものではない、と。で、家族を守るため、そしてこれからも市井で生き続けるために男は再びその手を血で染める。別段新鮮味のあるストーリーではないが、淡々とした演出とか、痛い暴力シーン(鼻が潰れるまで顔面パンチ、喉笛を足で踏み潰す、とか)は良いかと。ただ後半は何かいろいろ手抜きしちゃってる感じがするなあ。ラストも「あれ?これで終わり?」だし。
by tomezuka
| 2006-12-14 03:23
| 映画徒然草ホラー編
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