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映画徒然草
『スパスムズ』★
1983年のアメリカ映画。『エクソシスト』などで有名なディック・スミスが特殊メイクを担当しているということでホラー雑誌に紹介されていたもので、機会があったら見てみようと思っていたヘビパニック映画。未開の土地の生物を本国に連れてきたら脱走して人々を襲いまくるという『キングコング』系の動物パニックものだが、大蛇を連れてこさせたアメリカの富豪(オリバー・リード)と当の大蛇とがテレパシーでつながっているというところが新機軸と言うべきか。まあ精神感応してるからといって、それがドラマを盛り上げる要素にいまひとつなっていないのだが。オリバー・リードが時折大蛇の視点を幻視し人を襲撃するところを目の当たりにしてしまうわけだが、どこで襲っているかも分からず大蛇捜索にまるで役に立っていないのだ。でもって、脱走した大蛇が人を襲う理由もよく分からない。自分から被害者宅に押し入って積極的にぶち殺しているのだから自己防衛でもないし、とって食うでもない。これでは単なる快楽殺人者である。まあその辺のアバウトさはともかくこの映画最大の見所は大蛇の毒で被害者の全身がボコボコと膨れ上がる場面なわけであるが、さすがに20年以上前の特殊メイク、擬似皮膚の下でバルーン膨らませてますよ感がバリバリでちょっと興ざめであった。ボコボコになる描写があるのはおっさん被害者ばかり。どうせなら全裸シャワーシーンを披露していたチョイ役の女性を腫れ上がらせて欲しかった。
by tomezuka
| 2007-03-29 20:18
| 映画徒然草ホラー編
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