戦前に製作されたチェコ映画。
『春の調べ』★★
1934年、グスタフ・マハティ監督。
主演の女優さんヘディ・キースラーが全裸ヌードになるということで衝撃を(下半身に)与えた問題作。ヘディ・キースラー演じる若い女性が高齢のじいさんと結婚するのだけど、案の定身体が合わず若い男と不倫に走る。新妻の不貞に悲観したじいさんはこめかみを弾丸で打ち抜いてあの世逝き。
戦前の1934年、時代を考えれば相当ショッキングでしょうな。宮沢りえの全裸広告が新聞に載った時もえらくビックリしたものですが。ヌードを披露するのが室内ではなく野外というのもマニア度高し。
戦前のチェコ映画界はかなり活気にあふれていたようだが、第二次大戦や一時的な国の分裂といった時期を経て、1960年代のチェコヌーベルヴァーグと呼ばれるニューウェーブ系作家の活躍で世界的に認められることとなる。
なおその5で取り上げた『ダークブルー』を『ダークスカイ』と間違って記述しておりました。すんません。