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映画徒然草アメリカ犯罪系映画その7
『らせん階段』★★★★
1945年米、ロバート・シオドマク監督。 障害者受難、シリアルキラー映画で、ホーンテッドハウスもの的な側面も持ち合わせたサスペンススリラー。眼球のクローズアップやそれにオーバーラップする被害者の姿など後のイタリアンホラーを想起させる。長く伸びたらせん階段の影、暗闇に潜む殺人者、館に限定された舞台、寝たきりの館の主である老婆、後天的障害で声を出せず電話で助けを呼べないヒロイン、とホラー要素満載なのが嬉しい。ラストもう少しヒロインをいたぶって欲しかった。 『ギルダ』★★ 1946年米、チャールズ・ウィドア監督。 犯罪映画、というにはちと苦しいが、フィルムノワールの代表的一本ということで。タイトルロールの美女ギルダを演じるリタ・ヘイワースはこの作品でハリウッドを代表するセックスシンボルとなった。のだけど、どうもこの女優さんの顔は下品で正視できない。叶姉妹に通ずる下品さ。終盤のギルダのクネクネダンスが何か妙で面白かった。 『ボディ・アンド・ソウル』★★★★ 1947年米、スチュアート・ヘイスラー監督。 これも犯罪映画というには苦しい。でもフィルムノワール作品ではおなじみの過去への回想やモノローグ、陰影の濃い暗い画面はなかなか魅力的なので。物語を直線的になぞらない話法はこの頃の流行なのだろう。実力派ボクサーが金と名声で次第に堕落していくというストレートなお話をたたみかけるようなテンポで一気に見せている。善人の恋人や母親、よき理解者の友人、悪徳プロモーター、誘惑する悪女とまるで教科書のようなキャラ配置だがこの映画に限っては決して不快なものではない。『罠』に比べてボクシングシーンにリアルな迫力がなかったのが残念。
by tomezuka
| 2007-11-25 02:19
| 映画徒然草ノンジャンル
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