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映画徒然草ユーロトラッシュ編
イタリアのジャーロ、サスペンス系映画。
『スパズモ』★★★ 1974年伊、ウンベルト・レンツィ監督。 浜辺で倒れた女性を救ったプレイボーイの主人公。彼はその後船上パーティで女性と再会しナンパ。さっそくモーテルへとしけこむのだが、そこへ謎の殺し屋が侵入。もみ合いの末殺し屋を返り討ちで射殺てしまう。が、現場に戻ると殺し屋の死体は消滅。死んではいなかったのか?誰かが運び去ったのか? そんな具合で次々事件が勃発し、しかも登場人物がことごとく怪しいやつばかり。どうやら主人公を陥れる罠が仕組まれているらしいのだが、突如主人公の過去の秘密とか出てきたりととにかく混乱した展開。何が何やら分からないでいると終盤の唐突なすさまじい謎解き。ああ、これまでの混沌ぶりはこのオチのためだったのね、とやっと納得の怒涛の90分。ただ謎ときといっても、例えば「謎かけ」における「〇〇とかけて××ととく、その心は・・・」といったやつの〇〇と××をはっきり見せずに心をとかれている感じ。 ジャーロ、というよりも、ニューロティック系フィルムノワールの印象が強かった。 『デリリウム』★★ 1972年伊、レナード・ポルセリ監督。 連続殺人鬼で性的不能者だけど妻は死ぬほど愛してる大学教授。こんなアパラパーな男が彼の犯行とは無関係の連続殺人事件に巻き込まれる。果たして真犯人は・・・? はっきり言って真犯人は中盤で分かっちゃうけど、それ以上に大学教授とその妻との過剰な愛の応酬がゲップが出るほど盛り込まれていて、SM幻想やら愛の応酬に聞き耳立ててオナる女中やら夫婦に横恋慕するレズ女やらが入り乱れて、ととにかく混沌とした内容。 『暴行列車』★★ 1975年伊、アルド・ラド監督。 故郷に戻る途中の女の子ふたりが、長距離列車の中で粗暴な男ふたりと謎の中年女に性的虐待されまくった挙句に殺される。犯行グループの内輪もめでひとり負傷したため立ち寄った医師の家、実は医師は女の子の父親だった。娘を死に追いやった張本人が彼らであることを知った医師は復讐心に駆り立てられ猟銃片手に襲いかかる! アメリカ製血まみれサスペンス『鮮血の美学』のパクリであるが、オリジナルに比べ暴行シーンの生々しさが感じられず残念。
by tomezuka
| 2008-04-11 14:13
| 映画徒然草ホラー編
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