タイ製ホラーの新しめのもの。
『アート・オブ・デビル』★★★
2005年タイ、サニット・ジトヌクル監督。
妻子ある男性とねんごろになり妊娠した女性。責任とってと詰め寄っても男性としては当然単なる遊びなので金を渡されはいサヨナラ。でもお互い遊びと分かってるのに何で大金やらにゃいかかんのだと、見当違いな腹いせに男性は友人数人で女性をレイプさせます。コノウラミハラサデオクモノカ、女性は知り合いの呪術師に頼んで男性一家を呪いで皆殺し。ついでに子供孕んでるのをいいことに男性の遺産総取りしようと思ったら、男性の前妻とその一家が遺産の権利を主張してしゃしゃり出てきた。毒を食らわば皿までとばかり、女性は前妻一家皆殺しを図るのでした。
アジアンテイストな呪殺儀式がなかなかおどろおどろしくてよい感じ。子供のミイラとか使ったり。呪いによる殺害方法も強烈で、全身から鮮血とともにウナギが大量に噴出したり、口から無数のカミソリが吐き出されたり。陰鬱な雰囲気を楽しみたいならもってこいの映画。