『Ammoru』★★★
?年インド、Kodi Ramakrishna監督
インド名物神様映画。信仰心の熱い新妻が親戚による悪質な嫌がらせを受け、ついには女神に救われるという毎度おなじみのパターン。嫌がらせといっても棚のほこりを指で拭って「掃除が行き届いてない」なんて程度のものではなく、石でぶん殴れて頭をかち割られそうになったり、生まれたばかりの赤ん坊を池に沈められたりと陰惨なものばかり。女神の怒りを買った悪党どもは槍で突き殺されたり地獄に引きずり込まれたりと因果応報な具合にオチがつく。特に終盤、最大の悪役である黒魔術使いが女神に倒されるくだりは、必殺シリーズで悪党が仕置きされた時のカタルシスに近い。ちなみにこの映画、インドで初めてCGを使った作品らしいです。